立川市災害ボランティアネット活動写真

災害に備える

災害時どうしますか?

阪神・淡路大震災は都市直下に発生した大震災です。真冬の1月17日、明け方の午前5時46分に発生しました。被災者は経験から「3・3・3の原則」があったと語っています。「最初の3分間は自分の身を守るので精いっぱいだった。」「次の3時間は、家族、ご近所の安否を確認し、安全な所に避難するので精いっぱいだった。」「次の3日間は外部からの支援を待つ、自力生活の日々であった。」この3分、3時間、3日間の時系列の災害の経過を参考にして備えを考えてみてはいかがでしょうか。出前講座もお受けしています。

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普段からの防災

・備蓄について

立川市の推奨する7日分の備蓄品現在、東京都及び立川市では1週間分の備蓄を各家庭がしておくことを奨めています。東日本大震災の経験から、外部からの支援が入れるのは、一週間程度経過しないと困難であると分かってきたからです。また、一時避難所に指定されている小学校に備蓄されている食料は、受け入れ避難者の一食分程度しか備蓄されていません。さらに、避難所収容可能人数は立川市民の4分の1程度です。在宅避難をせざるを得ない人も出てきます。備蓄の方法について立災ボはローリングストックを奨めています。

・防災まち歩きのお奨め

まち歩きDIG調査の様子大災害ともなれば、まちはいっぺんしひどい状況になっています。人は、一人で、一家族だけでは生き抜けません。コミュニティの中で暮らしています。災害のイメージを持ちながら、まちの危険なところ、役立つものがあるところを見て回りませんか。災害の時、必ず役立つと思います。出前講座もお受けしています。

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・学校・職場に災害時の対応を確認する

簡易トイレ、懐中電灯、スニーカーなど職場に準備地震があった場合、子供達をどうするかは学校によって取り決めがあります。お子さんのいる家庭ではどのような取り決めになっているかを確認しましょう。
「帰宅困難者」という用語は、多摩地域の都心に働く方が首都直下地震で帰宅困難なることを想定し対策する為に中林教授が命名した用語です。東日本大震災で実際に都心から歩いて立川に帰ってきた方が多数いました。現在職場によっては東京都の方針に基づき職場内で備蓄を行って震災時には戻らないと取り決めているところもあります。職場の取り決めを確認し、徒歩帰宅が必要な場合に備えて職場にスニーカーや携帯トイレ、懐中電灯、菓子類など必要な準備をしておきましょう。

簡易トイレ、懐中電灯、スニーカーなど職場に準備

・家族で連絡方法・集合場所について話し合う

都心に働く家族がいる方は、ひと晩は、『頼りになる人』が帰ってこないと思わなければならない。高齢者、子供、母親など災害時要援護(要配慮)者の比率が高くなります。地域での「共助」が不可欠となります。家族が離れたところにいるときに地震が起きた場合、どうやって連絡を取り合うか決めておきましょう。災害時伝言ダイアル(171)
の使い方を家族で練習しておきましょう。またネットは比較的震災に強いので、メールやSNSなどで連絡をすることも検討するとよいでしょう。

・自治会に加入する

阪神淡路大震災では、生き埋めになった方の60%がご近所さん20%が家族によって救助されました。普段から地域活動に参加し、顔の見える関係を築いておくことがいざというとき大変役に立ちます。多くの自治会で独自の防災活動を行っています。自治会に加入し、こうした活動に積極的に参加するようにしましょう。

・立川市周辺市の避難所

災害時に「自宅が倒壊した」「自宅の倒壊は免れたが当分住めそうもない」「余震が怖い」「情報が欲しい」「食料などの支援が受けられる」と指定避難所に行く方もいると思いますが、自宅最寄りの避難所をあらかじめ調べておき、災害時にどのようなルートでいくか歩いて確認しておくことが大切ではないでしょうか。

立川市の一次避難所と広域避難場所

国分寺市避難所一覧

東大和市災害時避難所

武蔵村山市避難場所・避難所一覧

日野市防災マップ

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