第Ⅳ期 養成講座第7回を開催して今期講座を無事終了しました
「要援護者を守る」
講座の最終日は、普段から地域にいる方たちのことを考え続けることがいざというときの防災力を高める、ということをテーマに「要援護者を守る」と題して、幹福祉会の大里宣之氏を講師に60名の参加者で立川市総合福祉センターで行われました。
視力を制限する器具を装着して段差のある路面を補助者と一緒に歩く訓練に加えて、車椅子を人が押すのではなくロープをつなげて引っ張る工夫、階段を少人数で昇降させる訓練などを行いました。
養成講座の参加者の多くが、普段から地域の活動にかかわることが多い方ですが、今日の訓練内容は体験をしたことがない方も多く、特に補助者一人でも車椅子を階段昇降させることができるのを講師の大里氏が見せてくれたときには、驚きの声が上がると共に、いざというときは周囲に人が居なくても諦めずにいろいろやれることがあるということを再発見していました。
講座のまとめに立災ボ事務局長の福島が、自助から共助へとつなげるために受講生が普段からしておくべき準備と心構えについて話して、立災ボ矢野代表、幹福祉会野口理事長の挨拶があり、修了式、記念撮影と進み全七回の養成講座を終了いたしました。
養成講座全体に関する感想として、「講座は毎回体験型だったのが良かった」、「災害のイメージや実態を知ることができてよかった」等の感想をいただきました。他に次回へのリクエストも複数いただき、立災ボとしては次回第Ⅴ期の内容に反映させたいと考えております。