立川市災害ボランティアネット活動写真

イベント・講座案内

第Ⅳ期 養成講座第7回を開催して今期講座を無事終了しました

「要援護者を守る」
講座の最終日は、普段から地域にいる方たちのことを考え続けることがいざというときの防災力を高める、ということをテーマに「要援護者を守る」と題して、幹福祉会の大里宣之氏を講師に60名の参加者で立川市総合福祉センターで行われました。

視力を制限する器具を装着して段差のある路面を補助者と一緒に歩く訓練に加えて、車椅子を人が押すのではなくロープをつなげて引っ張る工夫、階段を少人数で昇降させる訓練などを行いました。 

視力を制限して歩いてみる
視覚を制限してみる

車椅子をロープで牽引する
車椅子をロープで引く

養成講座の参加者の多くが、普段から地域の活動にかかわることが多い方ですが、今日の訓練内容は体験をしたことがない方も多く、特に補助者一人でも車椅子を階段昇降させることができるのを講師の大里氏が見せてくれたときには、驚きの声が上がると共に、いざというときは周囲に人が居なくても諦めずにいろいろやれることがあるということを再発見していました。

講座のまとめに立災ボ事務局長の福島が、自助から共助へとつなげるために受講生が普段からしておくべき準備と心構えについて話して、立災ボ矢野代表、幹福祉会野口理事長の挨拶があり、修了式、記念撮影と進み全七回の養成講座を終了いたしました。

修了証の授与
修了証授与

第IV期修了生
第IV期修了生

養成講座全体に関する感想として、「講座は毎回体験型だったのが良かった」、「災害のイメージや実態を知ることができてよかった」等の感想をいただきました。他に次回へのリクエストも複数いただき、立災ボとしては次回第Ⅴ期の内容に反映させたいと考えております。


第Ⅳ期 養成講座第6回を開催いたしました

「災害ボランティアセンター立ち上げ体験」

2015年7月11日午後から立川市総合福祉センターにて講師に白鳥孝太氏を迎え、発災時を想定した災害ボランティアセンター(災害VC)立ち上げ体験を実施いたしました。


「災害ボランティアセンターの機能と役割」講義と体験 

2015ボラセン体験

講師の白鳥氏は東南アジアの支援活動を行ってる公益社団法人シャンティー国際ボランティア会(会員約1900名)の気仙沼事務所代表で、新潟県中越地震・東日本大震災等数々の活動経験からボランティアセンター(災害VC)の立ち上げ、活動につて豊富な経験を基にご指導されました。

受講生・立災ボスタッフ・立川社協職員の約60名が真剣に災害VCのシュミレーションに参加致しました。

立川社協の災害VCの実施訓練風景 
DSC_0286ac

立川市災害ボランティアセンター派遣の証、緑色ベスト(ビブス)を着て作業に向かいます。 またビブスが不足した時は立川市ボランティアセンターの証明書等を持参し無償でボランティア作業を行います。


VC発行の「ボランティア作業募集」のキャッチコピー模擬製作
    各班の傑作キャッチ集
 

壁新聞案

今回の講座では、基本的なVCの意味合いに始まり、震災から4年経ってVCがより復興支援としての役割を担っていること。 被災者に寄り添い、そして、被災者とボランティアをつなぐ支援の輪と公的機関をつなぐネットワークを作ること、などの大切さを伺った。

実際にVCで活動をしたことのある人は少ないため、寸劇やほかの活動を通して、マッチングの流れやVCの意味合いがわかったのが良かったようだ。ボランティアは「泥を見ずに人を見よ!」を合い言葉に被災者の気持ちに寄り添う事を学びました。

次回 7月25日第7回 最終回は【要援護者を守る、講座のまとめ】です。


外国人防災セミナーの受付を始めました。

外国人防災セミナーの受付が7月25日から始まりました。
皆様のお申込みをお待ち致しております。

☆ 日  時 : 9月5日(土)13:30~16:30
☆ 会  場 : 子ども未来センター201・202会議室
☆ 定  員 : 30名となっていますが、50名までお受けします。
☆ 入場料  : な し
☆ 申込先  : 高松学習館 ☎ 042(527)0014
 

今回の趣旨は、外国人を対象に通訳を通してお話しするのではなく、
日常的に、また災害時に外国人に接する方を対象に、新潟中越沖地震、
東日本大震災の体験をもとに、実際に外国人支援にあたられた外国人
を講師にお招きして話しをお聞きします。

日本語でお話しいただきますので、通訳の用意はありません。

以下の案内もご覧ください(PDFファイルが開きます)。

外国人防災セミナー案内


バスタオルで作る防災頭巾を開催いたしました

平成27年6月21日、立川市女性総合センター5F第三学習室で、立災ボ女性部による「バスタオルで作る防災頭巾」を開催しました。男性一名を含む10名の参加者がありました。

この防災頭巾の特徴は、中に避難先で必要となるオムツやポリ袋、携帯カイロ、年金手帳のコピーや硬貨などを入れておけるところにあります。

材料と防災頭巾に詰める避難先で役立つグッズ
20150621_135719

男性でも手軽にできます
20150621_142327

バスタオルが防災頭巾になるなんて不思議ですが、参加者の皆さんはステップごとに次は一体どういう形になるのだろうとワクワク感を持って縫っていました。できあがって形になったときは驚きとうれしさでいっぱいです。

できあがりました
20150621_160251

参加者からはこれを作っておけば安心できる、簡単なので家族一人に一つ作ってあげたい、ぜひ皆さんも作ってみてください、という声をいただきました。

第Ⅳ期 養成講座第5回を開催いたしました

平成27年6月27日(土)、立川市社会福祉協議会で養成講座の第5回「災害時のスタートトリアージを学ぶ」が開催されました。

東日本大震災以降、多くの防災講座が開催されていますが、このスタートトリアージについて学ぶ機会は滅多になく、受講生にとっては大変興味深くまたいつにも増して真剣に向き合わなければならない重いテーマでした。

当日は危機管理対策機構の細坪信二先生が、トリアージの重要性をまず説きました。

IMG_1206

その後、特殊メイクをした傷病人役を社協の学習室に配置して、受講生はそこを回りながら実際の発災状況さながらにトリアージしていきます。

その際、トリアージする側の安全を確保する、応急手当をする、タグを貼る、見落としが無いか確認する、負傷者を安心させるための声かけをする、などを行っていきます。

※学習効果が落ちるため、負傷者役と内部の様子をお見せすることはできません。

最後に、細坪先生から、このスタートトリアージは防災に関わる地域の人ができるかが、特に日本の文化面から難しいところではあるが、一人でも多くを助けるために、振り分けられることが必要だ、この考えが地域の人々の間で浸透する必要がある、というまとめを伺いました。

参加者からは、「最優先で治療の必要な赤の負傷者を決めるスタートトリアージの難しさを学びました」、「実際の被災現場でスタートトリアージができるか大変不安ではあるが、何回か経験して理解を広めたい」、「負傷者に対する声掛けがどれだけ安心させることができ、なおかつ重要であるかを学びました」「赤と黄色の区別、あるいはどうすれば地域の人々でこれができるようになるのかといったところに難しさがあると感じた」といった声が聞かれました。

第Ⅳ期 養成講座第4回を開催いたしました

「 普通救命技能資格講習 」
 2015年6月14日午後から立川消防署にて4時間の普通救命(自動体外式除細動器業務従事者)講習を32名が受講し、東京消防庁の「救命技能認定証」を取得致しました。

講習では心肺停止状態の傷病者に対する心臓マッサージや人工呼吸などの心肺蘇生法並びにAEDの使い方などを実習。

Ⅳ期4回 AED実習

実技試験として、4人一組で心肺蘇生からAEDまでのすべての流れを取り込んだ実習を行った。 その他、のどに物を詰まらせた時の出し方や出血したときの止血法も学ぶ。

人工呼吸では、肺に空気を入れるのがなかなか入らなく、苦労している受講生が多く見られました。
今までは、話を聞くだけでなかなか身につかなかったが、体験することにより少しは身についたように感じました。

今後は防災訓練などの機会には、初めての人には教えてあげられるようにしていけたらと思います。との参加者のコメント。

「 救命講習特別メニュー 」
 同14日午前中、子供未来センターで既に資格をお持ちの14名の受講生と立災ボ会員2名が、アメリカ心臓協会(AHA)BLSインストラクター/東京消防庁認定応急手当普及員の井上英徳さん(立災ボ会員)から救命講習特別メニューの講義・実習を受けました。

Ⅳ期4回 特別救命講習

BLS(Basic Life Support 一次救命処置)ではDVDを見ながら説明していただきました。
実習では有資格者(普通救命技能認定)の皆様はさすが手馴れている様子。

参加者からは【死戦期呼吸】をDVDで実際の様子を知り参考になった。幼児の人工呼吸にはマスクの有用性。手袋(ログロール)の外し方を覚えてよかった。等の感想が寄せられました。

次回 6月27日第5回は【災害時のスタートトリアージを学ぶ】です。


第IV期養成講座第3回を開催いたしました

この日は「防災倉庫に何が入っているの、実際使ってみよう」と題して立川市立第六中学校敷地にある防災倉庫の備品を使った演習をしました。

避難所設営から炊き出しまでの流れの説明があった後、立川市防災課平山主査から「防災倉庫の備蓄等の説明」があり、いよいよ防災倉庫の中にある備品を広げて使用方法の確認を始めました。

短時間で盛り沢山の訓練で、いづれの備品も経験しておいてもらいたいものばかりです。


簡易和式便所の組立風景
Ⅳ期3回 便所組立

アルミ組立リアカーの組立風景
Ⅳ期3回 リアカー

ロープワークの実習風景
Ⅳ期3回 ロープワーク

60名の参加者は一つ、一つ納得しながら作業をしたり確認したり熱心に取り組んでおられるのが伝わって来ました。進んで地域の防災訓練に参加して、見て触って(体験)して自分のものにしていきたいとの声が聞かれした。

バスタオルで作る防災頭巾

バスタオルで防災頭巾を作ってみませんか。いざというときの持ち出し品を中に縫い付けて
避難先で使うことができるスグレものです。

日時 平成27年6月21日(日)14時~16時半
場所 立川市女性総合センター・アイム5階 第三学習室
講師 新井明子 (立川市災害ボランティアネット女性部代表)
参加費 500円
保育あり
申し込み・お問い合わせ 立川市女性総合センター 男女平等参画課 042-528-6801

他当日の持ち物など詳しくは、以下の案内をご覧ください(PDFファイルが開きます)。
バスタオルで作る防災頭巾のご案内

第Ⅳ期 養成講座第2回を開催いたしました

「防災まち歩き & DIG(図上訓練)」

2015年5月16日(土)午後から立川市女性総合センター(アイム)にて開講。

防災まち歩きでは受講生、サポーター(養成講座卒業生)、スタッフの約70名が8班に分かれて高松町内を建物、塀、消火器、消火栓、学校・公民館、公衆トイレ、コンビニ等をチェックしながら防災目線で散策しました。

DIGでは矢野代表の指導のもとで「まち歩き」でチェックした情報を危険、役立つ物に分けて班毎に地図上にまとめて発表しました。

Ⅳ期2回DIG

例年に比べて受講生が多く、まち歩きのカリキュラムの実施にはタイムスケジュールに気をつけました。

実践的なカリキュラムとなると受講生ひとりひとりが生き生きとして、何気なく歩いていた道も防災目線で歩くとこんなに危険が一杯あると驚いていました。

次回は【防災倉庫何が入っているの、実際に使ってみよう】です。

第IV期災害ボランティア養成講座第1回を開催いたしました

 平成27年4月26日に立川市子ども未来センターで第1回の養成講座を開催いたしました。

 当日は、明治大学特任教授中林一樹氏に「首都直下地震の立川での被害想定と備え」と題した基調講演をいただきました。

 Ⅳ期1回参加者
今期の受講整数は52名となり、会場はこれまでにない熱気に包まれています。

Ⅳ期1回市防災課長
 また、立川市防災課鈴木眞理課長に立川断層帯など多摩地域の居住者がもっとも関心を持っている事柄の説明をいただきました。

 参加した受講生は災害を自分たちに起こりうることとして受け止め、これから7回続く講座に対して身を引き締めようと改めて思い起こしている様子でした。

PAGE TOP

Copyright © 2024 NPO法人立川災害ボランティアネット公式サイト. All right reserved.