
平成27年10月9日(金)に、立川市女性総合センター(アイム)5階第3学習室で、防災講演会「女性にとって、今こそ知っておくべき防災術」を開催しました。
当日は講師の早稲田大学「地域社会と危機管理研究所」招聘研究員の浅野幸子氏が、主に東日本大震災後の聞き取り調査の結果から、特に女性や高齢者といった災害時に忘れられがちになる方たちに焦点をあててお話をされました。
発災前の備えの時点から女性の視点を盛り込むことが家族を守ることにつながること、避難所などでも女性への配慮が必要なこと、女性ならではの視点も多数あること、それらを生かしていくことが発災後の地域を支えていくことになると教えられた講演会でした。
50名の定員がほぼ満員になった会場には10名の小さなお子さんを抱えたお母さん方や杉並など立川以外からの参加者も見えて、皆真剣に家族を守るために何ができるかを考えているようでした。
自治連栄町支部の協力要請により平成27年10月17日、立川市立第8小学校で開催されました「栄町地区防災訓練」の展示コーナーに防災展示を行いました。

生憎の雨で、体育館での訓練が主となりましたが、参加自治会・等から150名以上の参加者があり、立災ボもスタッフ10名が参加し防災啓蒙活動を行いました。
また、午後からの東京大学地震研究所・酒井准教授の講演前に「立災ボ活動のスライド」を上映致しました。
予告:来る11月7日、8日に昭和記念公園で開催される「たちかわ楽市2015」に出展予定です。皆様のご来場をお待ち致しております。
防災講演会 「女性にとって、今こそ知っておくべき防災術」
講演詳細
・日 時 : 10月9日(金) 午前10時~正午
・場 所 : 立川市女性総合センター(アイム) 5階第3学習室
・講 師 : 浅野 幸子氏
・参加費 : ¥200
・定 員 : 50名 男性の参加もお待ちしています。
*保 育 5名程度(要予約、1歳~学齢前)
・申し込み先 : 立川市男女平等参画課 042-528ー6801
9月10日より受付を開始します。
リーフレット(PDFファイルが開きます); アイム・防災講演会案内
・主 催 立川市男女平等参画課
・協 力 立川市社会福祉協議会
企画・運営 立川市災害ボランティアネット
防災講演会 「ペットのいる家庭向けの防災講座」
この立川市でも、首都直下地震や多摩直下地震そして水害など、ひとたび大きな災害が
起これば、被災するのは私たち人間だけではありません。
わが子同然のペットのいる家庭では、日頃からの備えが大切です。
そのために何をすればよいか、一緒に学んでみませんか。
講演詳細
・ 防災講演 : 「ペットのいる家庭向けの防災講座」
・ 日 時 : 10月29日(木) 午後6時半~8時半
・ 場 所 : 子ども未来センター
・ 参加費用 : 無 料
・ 申込み先 : 立川市社会福祉協議会 早川
電 話 042-519-3001
メール dainichiku@soleil.ocn.ne.jp
・ 主 催 : 立川市災害ボランティアネット
ペット防災チーム
リーフレット(PDFファイルが開きます); 151029ペット防災講座
皆様の申し込みをお待ち致しております。
立災ボでは会員の知識の刷新と防災スキル向上のため、会員主導による勉強会を隔月で開催しています。9月は11日に高松学習館で会員の坂田正光さんを講師に「気象災害から身を守る」と題して開催しました。
坂田さんは自衛隊の気象幹部として活躍されて、現在も気象予報士・防災士として活躍しています。
お話のなかでは、現在話題になっている様々な気象現象、ダウンバーストや積乱雲発生の仕組みから、地元で起こりうる土砂災害や水害への備え、そして気象庁レーダーナウキャストなど便利な情報ツールの紹介もあり、会員にとっては気象関係の災害に対する理解を深めることができる一日でした。
立災ボでは今後も隔月で会員主導による勉強会を開催していきます。
立災ボは平成27年9月1日の総合防災訓練・昭和記念公園立川口広場 展示・体験エリアに出展致しました。

出展内容
・備蓄品の現物展示
水、食料の備蓄品、簡易トイレ等
・防災・減災啓発並びに立災ボ活動紹介
・ほのぼの灯りのデモンストレーション
・バスタオルで作る防災頭巾
・通電火災防止装置



当日は災害ボランティアリーダ養成講座卒業生も駆けつけていただき、立災ボメンバーと共に総勢19名で展示、実演・説明と防災・減災の啓蒙活動を行いました。
また、隣のテントでの立川社会福祉協議会主催の災害ボランティアセンターの立ち上げ訓練にも参加致しました。
★ 雨の中、皆様多数のお立ち寄り ありがとう御座いました。
「要援護者を守る」
講座の最終日は、普段から地域にいる方たちのことを考え続けることがいざというときの防災力を高める、ということをテーマに「要援護者を守る」と題して、幹福祉会の大里宣之氏を講師に60名の参加者で立川市総合福祉センターで行われました。
視力を制限する器具を装着して段差のある路面を補助者と一緒に歩く訓練に加えて、車椅子を人が押すのではなくロープをつなげて引っ張る工夫、階段を少人数で昇降させる訓練などを行いました。
養成講座の参加者の多くが、普段から地域の活動にかかわることが多い方ですが、今日の訓練内容は体験をしたことがない方も多く、特に補助者一人でも車椅子を階段昇降させることができるのを講師の大里氏が見せてくれたときには、驚きの声が上がると共に、いざというときは周囲に人が居なくても諦めずにいろいろやれることがあるということを再発見していました。
講座のまとめに立災ボ事務局長の福島が、自助から共助へとつなげるために受講生が普段からしておくべき準備と心構えについて話して、立災ボ矢野代表、幹福祉会野口理事長の挨拶があり、修了式、記念撮影と進み全七回の養成講座を終了いたしました。
養成講座全体に関する感想として、「講座は毎回体験型だったのが良かった」、「災害のイメージや実態を知ることができてよかった」等の感想をいただきました。他に次回へのリクエストも複数いただき、立災ボとしては次回第Ⅴ期の内容に反映させたいと考えております。
「災害ボランティアセンター立ち上げ体験」
2015年7月11日午後から立川市総合福祉センターにて講師に白鳥孝太氏を迎え、発災時を想定した災害ボランティアセンター(災害VC)立ち上げ体験を実施いたしました。
講師の白鳥氏は東南アジアの支援活動を行ってる公益社団法人シャンティー国際ボランティア会(会員約1900名)の気仙沼事務所代表で、新潟県中越地震・東日本大震災等数々の活動経験からボランティアセンター(災害VC)の立ち上げ、活動につて豊富な経験を基にご指導されました。
受講生・立災ボスタッフ・立川社協職員の約60名が真剣に災害VCのシュミレーションに参加致しました。
立川市災害ボランティアセンター派遣の証、緑色ベスト(ビブス)を着て作業に向かいます。 またビブスが不足した時は立川市ボランティアセンターの証明書等を持参し無償でボランティア作業を行います。
VC発行の「ボランティア作業募集」のキャッチコピー模擬製作
各班の傑作キャッチ集

今回の講座では、基本的なVCの意味合いに始まり、震災から4年経ってVCがより復興支援としての役割を担っていること。 被災者に寄り添い、そして、被災者とボランティアをつなぐ支援の輪と公的機関をつなぐネットワークを作ること、などの大切さを伺った。
実際にVCで活動をしたことのある人は少ないため、寸劇やほかの活動を通して、マッチングの流れやVCの意味合いがわかったのが良かったようだ。ボランティアは「泥を見ずに人を見よ!」を合い言葉に被災者の気持ちに寄り添う事を学びました。
次回 7月25日第7回 最終回は【要援護者を守る、講座のまとめ】です。
外国人防災セミナーの受付が7月25日から始まりました。
皆様のお申込みをお待ち致しております。
☆ 日 時 : 9月5日(土)13:30~16:30
☆ 会 場 : 子ども未来センター201・202会議室
☆ 定 員 : 30名となっていますが、50名までお受けします。
☆ 入場料 : な し
☆ 申込先 : 高松学習館 ☎ 042(527)0014
今回の趣旨は、外国人を対象に通訳を通してお話しするのではなく、
日常的に、また災害時に外国人に接する方を対象に、新潟中越沖地震、
東日本大震災の体験をもとに、実際に外国人支援にあたられた外国人
を講師にお招きして話しをお聞きします。
日本語でお話しいただきますので、通訳の用意はありません。
以下の案内もご覧ください(PDFファイルが開きます)。